Bouquet Front Cover

思い出が全て美しいわけじゃないよ

忘れたいと願うほどに

忘れられないものさ

辿り着いたのは微睡んだ夢の先で

寝ぼけ眼で振り返って

疑ったりしたんだ

やるせない日々は続く

疲れ切った目をしている

朝帰り京王線の窓辺

隠しきれぬ性格も

染みったれた思い出も

どうにか全部受け入れようとして

それでも僕らは幼いまま

大人になってしまったんだ

何一つとして間違いじゃないんだよ

なるべくしてなる

未来だったんだろう

茜色の空を見つめながら

少しだけ思えたんだ

どんな心でも間違いじゃないんだよ

明日が途切れないように

もしもこの声が

出なくなってしまっても

君の中にずっと残る

歌を歌いたいよ

くだらない日々の中で

一つ一つ重ねていった

悔しさは音符を超えて

果たせなかった約束も

背負えなかった寂しさも

どうにか全部届けようとして

さりげない嘘を重ねながら

独りになってしまったんだ

誰一人として信じれなくなったよ

来るべくして来る

別れだったんだろう

草臥れた夜の隙間でさえ

笑えたら良かったんだ

どんな孤独でも

間違いじゃないんだよ

明日が途切れないように

俺、2019年の冬に

大切な友達を亡くしたんだ

バンドを辞めて塞ぎ込んでた俺を

なんとか外に

引っ張り出そうとしてくれた友達を

亡くしたんだ

それが悔しくて寂しくて

人類が滅亡したような

気分になったよ

それでもまたこうして

歌を歌ってんのは

あいつに借りを返すためなんだ

聞こえてるか?

返事しろよ

やるせない日々は続く

疲れ切った目をしている

朝帰り京王線の窓辺

隠しきれぬ性格も

染みったれた思い出も

どうにか全部受け入れようとして

それでも僕らは幼いまま

大人になってしまったんだ

何一つとして間違いじゃないんだよ

なるべくしてなる

未来だったんだろう

茜色の空を見つめながら

少しだけ思えたんだ

どんな心でも間違いじゃないんだよ

明日が途切れないように

明日が途切れないように

We are all alone

どんな心でも間違いじゃないんだよ

明日が途切れないように

明日が途切れないように

  • Lyricist

    kaaki nakamura

  • Composer

    kaaki nakamura

Bouquet Front Cover

Listen to akaneiro by Human destruction project

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    Human destruction project

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    Human destruction project

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    jyousousen

    Human destruction project

  • ⚫︎

    akaneiro

    Human destruction project

2020年9月1日に始動した中村かあきのソロプロジェクト「人類滅亡プロジェクト」の1st mini album。今は亡き親友に贈られた「春を待ってたんだ」、優しくも切ないメロディーと悲しいリリックが話題を呼び、関東鉄道株式会社とタイアップした「常総線」、退廃的な心情を美しくも力強い演奏に乗せて歌った「芥川インフェクション」を含む計7曲を収録。公開されている全てのMVの監督も自ら務めており、彼の芸術的かつ独創的なアーティスト活動は、Twitter、Youtube等のソーシャルメディアにて話題を呼んでいる。ジャケットアートワークはイラストレーターの中原ノイズが担当している。

Artist Profile

  • Human destruction project

    2020年9月1日に始動した中村かあきのソロプロジェクト。2019年の冬に大切な親友を亡くし、まるで人類が滅亡したかのような気分になった夜に名付けられたプロジェクト名には、1人でも強く生きていこうという決意が込められている。 2020年10月1日に1st Digital Single「春を待ってたんだ」、2021年1月1日には2nd Digital Single「常総線」、2021年9月1日には1st mini album「Bouquet」をリリース。2022年7月1日には3rd Digital Single「透明になれなかった」、2022年9月3日には4th Digital Single「百年経っても」をリリース。 楽曲「常総線」は関東鉄道株式会社とのタイアップを果たし、駅構内、中吊り広告をジャックするなど、多くの偉業を果たし、同年5月22日には関東鉄道株式会社との共催イベント「想うは常総線」を開催し、車両基地にて行なわれた生ライブで多くの人を感動させた。また、2022年9月3日には関東鉄道創立100周年記念コラボソング「百年経っても」をリリース。 儚くも力強いサウンド、そしてドラマチックな曲展開に載せられたリリックは話題を呼び、中村かあきが自ら監督のメガホンをとり手掛けている楽曲のMVはノンフィクションの物語になっており、Twitter、Youtube等のソーシャルメディアにて話題を呼んでいる。

    Artist page


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