Lyric

あぁ もう出番か

見せなきゃな 大きな背中

あぁ 自らに問う 尽くせるか 余念はないか

拳を火炎へ変えエンカしたら赫奕

まずは空ける風穴 その目と目の間

赤レンジャー 貫く罪人

青レンジャー

泉の水面に轟く音は淼淼かつ堂堂と

余興も競奏曲のようにがモットー

恩と奉公の自由業

やがて天に坐す高い志

閑かに囂しく言霊に

いずれ雨となり川となり

文字どおりのこの実り

きっと喜と楽だけでええんじゃ

黄レンジャー

マイナスもかけ合わせてプラスなら

ビルの谷間に 一閃が交わり

金に見える晶光のような雷

◯善も暴発 賛美シャイニング

スーパースターにでも乗って３２１

田舎から大東京 合わす心に掌

必ず国に尽くし

禁ずる人災に異常な悪党共の暴挙

凩から嵐 突風に乗り

東から西 北から南

貴ぶ豊かな暮らし

立ち向かう同士と共に

周囲異口同音に発する

この美しさと奥ゆかしさ

白レンジャー見参

月華のように開き栄える

甘い果実に只 息を呑む

うるわしく棘のある

内にかよう血に肉

宵闇に黒レンジャー

奥の手で冥土へ墓の穴

弄ぶなら尚更 束になってかかるぞこの小童

尖らせたかたな 器量のデカさ まさに風林火山

吉と出るか凶と出るか

立ち塞がるなど言語道断

崩れた

糞が

辛くてもやってきたが

面の内は凡人だった

重たすぎた 囚われていた

そうやって去ってった

茶番の中から

閔れんでくれ この頁は具文

四苦八苦のエピローグ

暈けた賽の目を介して

己で囲い叶うまで亘れ

井の中で呻くなら

耕田を刈れ昌んに

印す互いの陣

叫び回る喇叭

恒に弓引け

この口車に睡れ