Lyric

僕のすべて奪っていく　碧いカゲロウ

陽が照り返す　アスファルトの　向こうに見えた風景

浮かぶ幻影　碧い空に滲んだ　影

追いかけても　追いかけても　届かなくて

もっと　キミをもっと　知りたくなってしまったんだよ

ダメなんだ　このままじゃ　涼しくなってくると

胸が切ない理由(ワケ)も　わからないままだ

光る汗　こぼれる程走って

上がる息　忘れるほどの衝動

探したよ　あの日からずっと

キミを　キミを　キミを

誰かに取られたくなんてなくて

ぬるい風を切り裂いて　叫んだ

どこなんだ　僕のすべて奪っていく

碧いカゲロウ

瞬いてはすぐ消える　夏のすべて

ずっと空回って　今年も終わっちゃうんだろうね

花火の音に紛れて　聴こえなかったね…

また笑って『何でもない』って　ごまかすだけ

苦しくて切ないような　想い出じゃ嫌なのに

キミに何一つも　言えないままだ

眩しい夜空の光　掴んで

高鳴り　アツくなる胸の鼓動

今更さ　気付いてしまった

キミを　キミを　キミを…

この時が　想い出になる前に

『あの夜の後悔』になる前に

伝えなきゃ　熱く　熱くなってる

この気持ちを

ダメなんだ　このままじゃ　涼しくなってくると

胸が切ない理由(ワケ)も　わからないままだ

光る汗　こぼれる程走って

上がる息　忘れるほどの衝動

探したよ　あの日からずっと

キミを　キミを　キミを

誰かに取られたくなんてなくて

ぬるい風を切り裂いて　叫んだ

ここにいた　僕のすべて奪っていく

碧いカゲロウ