Lyric

零れ桜

まるで2人出会ったように

舞い上がる風

花びらはすぐに散った

追いかけて

離れていく見えない残像

目を閉じて　伸ばした手

春の冷たさが残る

記憶になっていく2人

並び歩いた桜並木

落ちる花に君の声

少し寂しく聞こえた

花筏に乗って水面に揺られ彷徨って

何度でも繰り返そう　あの日の景色を

さよならの風に舞った

花びらを一つ捕まえて

濡れていてもしわくちゃでも

ちゃんと思い出にするから

もう葉桜

それは過ぎた時を告げて

肌寒い風2人の間に吹いた

こんなにも近いはずの君は幻想

並び歩く　繋いだ手

満開のひと時だけ

思い返して君に問う

先を歩く後ろ姿

君を全部焼き付けた

いつか散ると分かってた

花筏に乗って水面に揺られ彷徨って

何度でも繰り返そう　君のいない景色を

さよならの風に舞った

花びらを一つ捕まえて

濡れていてもしわくちゃでも

ちゃんと思い出にするから

花筏に乗って桜降る道を歩いて

君がいたこの季節を

記憶にしまって

花筏に乗って水面に揺られ彷徨って

傷つくと知っていても

同じ場所で出会いたい

花筏に乗って水面に揺られ旅をして

前を向いて幸せでいて

心からそう祈るから