Lyric

飲み干したエスプレッソの

苦味が口から消えた頃

階段をのぼってくる

あいつの足音が聞こえた

笑いながら腰を下ろすと

分厚いコートの内側に

隠された小型銃の

銃把がのぞいて見えたのさ

また面倒な仕事を

俺に押し付ける気か

厄介事はこれっきりにしてくれ

Goodbye, an unknown person

引金が重く冷たい

Goodbye, an unknown person

理不尽なのは承知さ

Goodbye, an unknown person

お前の墓標さビルディング

Goodbye, an unknown person

懺悔はいらぬ お眠りよ

何杯目のウイスキーか

数えてられなくなった頃

隣のカウンターに

1人の女が現れた

金の匂いにつられてきた

コールガールのようだけど

何故だかとても愛おしく

今夜は手放したくない

安い金と安い愛

そんなチープなもので

壊れるほど抱きしめさせてくれ

Goodbye, an unknown person

濡れた髪のままでいいよ

Goodbye, an unknown person

名前も知らぬ二人で

Goodbye, an unknown person

お互いの渇き潤して

Goodbye, an unknown person

朝日を嫌ってお眠りよ

誰にも理解されなくていい

俺の居場所はここじゃないから

明日の命を繋ぐのは

今日生きられない者の為

Goodbye, an unknown person

引金が重く冷たい

Goodbye, an unknown person

理不尽なのは承知さ

Goodbye, an unknown person

お前の墓標さビルディング

Goodbye, an unknown person

懺悔はいらぬ お眠りよ