栞のようのジャケット写真

歌詞

じゃあね

rinri

光を見ているみたいに、

目を細めてしまう。

でも求めてしまう。

二人で歩いた帰り路。

響く十七時のチャイム。

君をとられてしまう気がした。

向かい風が吹いてる。

縋ってなんかいない筈。

一人で立っていられる。

間違ってなんかいない筈。

期待はもうしないように。

失敗ももうしないように。

切り取った今日の思い出に追われる。

じゃあねって言い合ったって

明日が来ない気さえしたんだ。

大事にしたい言葉だって

触れもしないまま消えてった。

振り返りたいと思った。

だけどそしたら歩けなくなった。

擦りむいた傷の分だけ

君の笑顔が眩しくなる。

このまま時間だけが経って、

傷が癒えたとして、

汚れた手ではもう何も守れなくて、

それが一番怖かったの。

まだこのまま言葉にしないで、

伝えないでいよう。

僕の全てが花のように枯れるまで

待ってて、待ってて欲しい。

  • 作詞

    rinri

  • 作曲

    rinri

  • プロデューサー

    rinri

  • プログラミング

    rinri

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