sampling concerto no.1 "the vanishing sun" op.138 Front Cover

sampling concerto no.1 "the vanishing sun" op.138

Track List

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サンプリング・コンチェルトと題されたホワイ・シープ?のファースト・アルバムはその名の通り、専属のオーケストラもバンドも持たずに、サンプラーだけを頼りに作られたサンプリング協奏曲である。そもそもが、一つのサンプリング素材をベースに、同一素材を様々な手法で加工しているという意味ではむしろ変奏曲集とも言えるだろう。このアルバムが発表されたのは1996年だが、制作は90年代初頭より開始された。そしてそれは日本に遅れて萌芽したセカンド・サマー・オブ・ラヴへの憧憬でもあった。そこには極東に届けられた作者流のバレアリックへの解釈が垣間見える。この記念碑的なファースト・アルバムは、リリースされるやいなや、ボアダムズを筆頭に多くのミュージック・ラヴァーに注目され、数多のミュージック・チャートにその名を刻むこととなった記念碑的な作品である。

Artist Profile

  • Why Sheep?

    細野晴臣のレコーディング・アシスタント等を経て、WHY SHEEP?名義でM.O.O.D(Moodman主宰)より1996年伝説的なファースト・アルバムをリリース。国内外のメディアで大きな反響を呼ぶ。その後アジア、ヨーロッパを中心に世界各国を放浪。7年間の沈黙の後、2ndアルバム『The Myth And i』が日・欧・米と世界発売される。数々のリミックスや映画等のサントラ、プロデュース等を手がけると同時にサマーソニック等、国内外での公演を精力的にこなす。2007年には、音を禅の作庭術になぞらえたサウンド・アートプロジェクト“枯山水サラウンディング”を立ち上げクリエイティヴ・ディレクターを務める。東急多摩川線全駅を使った多摩川アートラインプロジェクトでの作品「八水響」などが有名である。2010年には故マイケル・ジャクソンの伝記『マイケル・ジャクソン・レジェンド』(チャス・ニッキー=バーデン著)の監修も手掛け、初版1万部が予約のみで完売する。3.11以降、アーティスト集団Chim↑Pomの映像作品"気合い100連発"にリミキサーとして参画し、トークイベント"Rm311"を開始する等、音楽活動の領域を超えて勢力的に活動し、2014年秋、集大成ともいえる3rdアルバム「Real Times」をリリースする。

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M.O.O.D