

空を切った夏の飛行船
明日に生む後悔を運んでた
微かな鼓動だけを動力に
不確かなものを追いかけていた
夜になったんだといま気づいた
朝が来るとも言い切れなかった
取り残されたなんて焦燥も
幸せの前触れと笑ってた
虚ろにした夢の避航船
君の命に意味を探してた
燦然と倫理を出し抜いては
明日に会えやしないと分かってた
君が言ったあの日の思い出
僕にとっちゃそれが命だった
押し殺していたあの光から
目を逸らした意味に血を流した
遠目で君を待った
空の青より澄んだ夏の呪い達は
誰かの話に水を差した
怖いのは何かとはにかんだ
過去を経て霧が立った
今なら分かると笑う君だけが
日々を照らした
曖昧だった"本当"に
血を沸かした夜 君は泣いてた
夏は来るはずだと嘯いてた
夢のようでただの命だった
死体を煽った論争に
義を果たした意味などはなかった
霧を待つ気も沸くあの日々には
閑散とする僕らだけがいたんだ
空に立った君と飛行船
思い出せない夏を運んでた
平穏と相対する僕らは
それだけが条理だと叫んでた
星になった痛みを抱えて
ありふれた毎日を歌ってた
それが愛と知ったあの時から
旅の終わりはいつかと怯えていた
このままただ終わりなんて
何もない それと同じだって
やるせない後悔なんて
明日には笑い話だって
嘘なら まだ謳い合って
叶わないままだけど走って
終わらないこの旅だって
意味があるとも言い切れないから
遠目で君を待った
海の青よりも深いこの命たちは
僕らの言葉に水を差した
弱いのは誰だとはにかんだ
夜を経て嘘になった
朝には変わると笑う君だけが
僕を照らした
曖昧だった"本当"に
血を沸かした夜 僕は泣いてた
夏は去るはずだと俯いてた
嘘のようなただの命だった
未来を煽った論争に
正解なんて必要なかった
君を待つ気も沸くあの日々には
閑散とする僕1人がいた
世界を走った焦燥に
嘘をついた夜 君は泣いてた
明日は来るはずだと浮ついてた
夢のようでただの命だった
時代をなぞった論道に
足をかけた意味は何処にあった
霧を待つ気も沸くあの日々には
燦々とする僕らだけがいたんだ
空を切った夏の飛行船
あの時の後悔は消えていた
微かな鼓動だけは変わらずに
今日も僕らをただ生かしていた
夏になったんだと今気づいた
明日が来るとも言い切れなかった
取り残されたなんて妄想も
幸せの代償と笑うんだ
- Lyricist
7C
- Composer
7C
- Producer
7C
- Mixing Engineer
7C
- Mastering Engineer
7C
- Vocals
7C
- Background Vocals
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- Other Instruments
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You and the blimp
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