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——生活のリアルから生まれる、現代的“アイドル”像を提示する15曲。
東京・世田谷を拠点に活動するラッパー Filix王 が、キャリア初のアルバム『IDOL』を12月5日にリリース。
彼が掲げる“IDOL”は、一般的なスター像とは対極にある。
整っていない生活、散らかった部屋、行き当たりばったりの夜、路上の偶然。
そういう“揺れている時間”の中でも、誰かの中では確かに光ってしまう瞬間がある。
俗に言う“アイドルラッパー”ではなく、生活者としての等身大の姿のまま、誰かの象徴になり得るという矛盾を、そのまま作品に落とし込んだ。
その感覚こそが、本作の核になっている。
“キラキラしていなくても輝いて見えてしまう”というパラドックスを抱えたまま歩く、
その姿こそがFilix王にとっての“IDOL”であり、本作はその感覚をもっともシンプルで正直な形で提示した一枚と言える。
Filix王(フィリックスワン) 2014年より音楽活動を開始。芯のある低音と透き通る高音を自在に切り替える広い音域と、多言語を使ったボーカル表現が特徴。 中華圏の抖音や网易云音乐で注目を集め、2023年からは東京を拠点にライブやリリースを本格化。香港のレーベル“QUESTION MARK”との共作でバイラルヒットを記録し、国内外でのコラボも展開。上京初年度に発表したBHS Svveとのコラボシングル「SAKURA」では、国内外を横断したジャンルレスな表現が評価される。 2024年にはemoをテーマにしたEP『ふわっふわ』を発表し独自の感性が話題を呼ぶ。2025年5月にはシングル『カジュアルニート』をリリース。 また、Spotify O-EASTで開催されたlilbesh ramko主催「バビフェス」出演や、valknee主催「Crush Summer」(2025年7月)出演など、ライブパフォーマンスにも定評がある。 多文化的視点とリアルな感情表現を武器に、日本とアジアをつなぐ次世代アーティストとして注目されている。