Lyric

季節は巡って

また君を思い出させる

こぼれないように

手を差し出す僕に

目が合ったとき

君は少し口角を上げた。

それだけでなんか幸せだってそう思えた

湿った空気に

嫌気が差したいつもの道

吸い込まれるように

肩を落とした僕に

目が合ったとき

君は少し口角を上げた。

雲に覆われるように不安になってく

ぽつり。雨音が全てを支配する

少し強まる雨に

君の声が隠れて

振り返るとそこには

君はいなかった

雨が濡らした

君は顔を上げずに困ったように

「もう会えない」なんて言うから

雨が雨が頬を濡らした

この空が晴れても

心は土砂降りのままで

君の声が聞きたい

遮られた地面を叩く雨に

雨が濡らした

"雨"が濡らしたんだ

雨に濡らされました

雨が雨が雨が

これじゃあ区別がつかないなあ

君は黙ったまま

君はいつも無責任だ

君に泣かされました

君は君は君が

好きだ

雨が濡らした

君は顔を上げて困ったように

「諦めてよ」なんて言うから

雨が雨が頬を濡らした

この空が晴れても

心は土砂降りのままで

君の声が聞きたい

遮られた地面を叩く雨に