歌詞

波風 温かさだけ残して

結んだ糸 ここでずっと解けない

押し花 差した水 戻らないけど

色褪せないから

剥がれた水色

想い出と空に溶けて

無意味なユーフォリア

もう一度ここで

わかってたよ 見つめたその先に

わかってたよ 僕はいないから

笑ってたの 傷つくだけだから

絵空事によく似た その体温

青い傘

さしたまま

待っていた

雨の中

ありふれた言葉で

救いを求めれば

幸せになれる気がした

誰もいない知らない場所で

君と二人 夢を見てた

交わす言葉 確かめあって

「本当だよ」と言って

鮮やかに消えてく 想い出は綺麗なまま

切ない日々も

出会わなければなんて 今更もう言えないから

今はここにいて

剥がれた水色

想い出と空に溶けて

無意味なユーフォリア

もう一度ここで

ポラロイドが映し出す

「夕凪、無彩色、遠い日の夢。」

どこかでまた会えるなら

違う場所でまた会えるなら

君と…

嗚呼 夏が過ぎてく

描いた夢も枯れてく

白く咲いた夕顔

君によく似てた

わかってたよ 見つめたその先に

わかってたよ 僕はいないから

鮮やかに消えてく 想い出は綺麗なまま

切ない日々も

出会わなければなんて 今更もう言えないから

今はここにいて

「嘘じゃない」と言って

それで全て忘れられるから