

眠れないあなたの手のひらは 羽毛のような確かさで あつらえた祈りさえ拒んだままでいる
壁掛けのポートレートも 夜に溶けたこの部屋で あなただけを照らす そのまなうらの光にはさわれない
今、ざわめくような温もり
正しさは遠いままで 枕は燃やそう 魔法のシーツに乗れたら
瞬きあって踊ろう 白夜の国で 灯りが絶えるまで 握った指が緩み出す前に
かたちの見えない何かがね 体を虚ろに押しやって 自己暗示の沼に落としていくようだ
くすりを一粒飲めたなら もうじきあなたは蜂蜜の夕べさ 焦らなくていいよ 深い意識の福音が鳴るだろう
はためくように おやすみ
あの鬼はこらしめよう ぼくらの夢で 仕返しの沼に落とそう 憂鬱がこじれようと 季節のせいだと笑おう 白く溶け残る街 ウィンターブルー 夜の底
その名誉の傷に軟膏を 冬の綿菓子に湿り気を 白む空に放水をあげよう
遠のく手と手 無傷のまま
- 作詞者
白熱灯
- 作曲者
白熱灯

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2018908
白熱灯
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白熱灯
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