Lyric

春が来る度に 立ち止まる私に

降りかかる言葉は「私」を見ていない

夕暮れは静かで 落ち着かない胸に

問いかける言葉は まだあなたの声がする

ただ風が吹いている

ただ立ち尽くしている

今なら抱き抱えずとも その足で私と同じ景色が見える

見えるだろうに

この心を何と呼べばいい

今も歌う あなたが彼方へとゆけど

それでも歌う この言葉に意味が無くても

あの日、あの時、あの場所で歌うあなたみたいに

拭えはしない過去ばかりが

果てしない永遠に思えてしまうの

計り知れない感情が空を漂う

愛すべき過去もまた永遠にあると教えて

ただ日々が続くだけ

もう泣き疲れている

今なら少し手を伸ばせば 溢れるあなたの涙をぬぐい

強く抱き寄せれるだろうに

この心を何と呼べばいい

あなたを想う言葉を紡いでいたんだ

だから歌う 私はこれしかないから

あの日、あの時、あの場所で歌うあなたの続きを

何と呼ばれようともあなたには愛を

私を想う歌声が遥かに響く

あなたに授けた名がどれほど愛おしかったか

繰り返し呼ぶ声に何度救われただろう

何と呼ばれようとも私には愛が

あなたに歌う思い出が静かに巡る

あなたに貰った名がさ、どれほど嬉しかったか

寄り添えるその声といつも眠りについていた

この心を何と呼べばいい

今も歌う あなたが彼方へとゆけど

それでも歌う この言葉に意味が無くても

あの日、あの時、あの場所で歌うあなたみたいに

この心を何と呼べばいい

あなたを想う言葉を紡いでいたんだ

だから歌う 私はこれしかないから

あの日、あの時、あの場所で歌うあなたの続きを