風の知らせのジャケット写真

歌詞

生贄

松尾 昭彦

ぎしぎしと奥歯が軋む

砕けて割れるまでの音

それは流星になるでもなく

それは足跡になるでもなく

最低と呼ばれた日々を

共に暮れた人影はなく

残像の後味を楽しめる

そんな大人にもなれなかった

石を投げられた

その数だけ

僕は石を投げさせたのか

手垢だらけの青春の日々と

ここらで別れとしましょうか

薬莢の香りに釣られ

化け物が踊り出す前に

心を生贄にして

またひとつ僕が生み出した音

忠誠を誓うまでもなく

また共に枯れてゆこう

石を投げられた

その数だけ

僕は石を投げさせたのか

手垢だらけの青春の日々と

ここらで別れとしましょうか

薬莢の香りに釣られ

化け物が踊り出す前に

心を生贄にして

またひとつ僕が生み出した音

忠誠を誓うまでもなく

また共に枯れてゆこう

また共に枯れてゆこう

ひとりに戻っただけさ

  • 作詞者

    松尾 昭彦

  • 作曲者

    松尾 昭彦

  • ミキシングエンジニア

    髙原裕介(シンクシンクインテグラル)

  • マスタリングエンジニア

    髙原裕介(シンクシンクインテグラル)

  • ギター

    松尾 昭彦

  • ボーカル

    松尾 昭彦

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声と木箱と空気が震え、最小編成が、2025年のオーディオ・タイムラインを逆流させる。ポストAI時代のフォークソングは、懐古ではなく、素手で触れるリアルタイムの波形だ。
『風の知らせ』──その新陳代謝の輪郭を刻む、18分のドキュメント。

ざっくり言えば、一発録りの弾き語り!!

現在プレイリストイン

生贄

Spotify • Pluto Selection(Biweekly)

アーティスト情報

  • 松尾 昭彦

    自称、表現者。 1983年、宮崎県生まれ。 2009年、GENERAL HEAD MOUNTAINのベース&ボーカルとして、日本コロムビアよりメジャーデビュー。 解散後、JELLYFiSH FLOWER’Sでの活動を経て、のらりくらりと現在に至る。

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