MATOME Ⅲのジャケット写真

歌詞

Thawing

くろさわかな

あたり前のようにすべてのことが

音もなく過ぎ去ってゆくけど

あたり前のことなんて本当は

なにひとつないと気づいた

哀しみや絶望に呑み込まれて

夢なんて言葉は僕には

似合わないとうつむいて背を向けた

あの日君に出逢うまでは

雪がしんしんと舞い散る道を

未来へと二人歩き続け

信じる道をまっすぐにと

誓った日の冬の約束

白く 輝く 導く場所へ

目をそむけず光集めて

大切な人がそばにいるから

振り返らず歩いてゆける

明日に希望の花を

あきらめず咲かそう

君と過ごした淡い白い季節

心に深く刻まれている

あの頃僕はとても弱虫で

明日が来てしまうのが怖かった

太陽のように眩しすぎる君の

横にずっと居たいと思った

助け出してくれた光だから

とても大事に思うんだ

凍えそうな暗闇だったけど

かすかに照らされ 隅の方に

小さな蕾が顔出し

願っている春の訪れ

白く 輝く カケラ達を

大切そうにかき集めては

何度諦めてもまた溢れ出す

もう離さない夢の蕾

明日に希望の花を

鮮やかに

白く 輝く 導く場所へ

目をそむけず光集めて

果てしなく続く道があるなら

譲れないものもここにある

明日に希望の花を

未来に誇れる花を

鮮やかに咲かそう

  • 作詞

    くろさわかな

  • 作曲

    くろさわかな

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