冬信号のジャケット写真

歌詞

冬信号

みくた

渡れるはずなのに

足が止まってしまう

色が変わるのに

呼吸だけが遅い

あの日みたいに

君が背中に

そっと触れて

小さな声で

「渡ろう」って

ささやく

それだけで

景色が動いた

信号より先に

季節が動いた

冬信号

点滅のたび

進めるのに

立ち止まる夜

君のおもかげが

まだそこにある

ぬくもりが

溶かす、雪の間

街はもう

クリスマス色

人の波は

迷いなく流れ

笑ってる声が

遠くに聞こえて

わたしだけ

時間が流れない

渡ったら

戻れない気がした

渡らなければ

何も変わらない

冬信号

点滅のたび

振り返れない

凍えた気持ち

君がいない今も

渡ることを恐れ

あの日の言葉を

息で温める

背中に残った

手のひらの温度

それが合図みたいに

思い出させる

あたま

起こして

ひとつ

息を吐いて

そしたら

また君に…

冬信号

点滅のたび

立ち止まっても

戻りはしない

いつかこの夜を

渡りきれるように

君の声を真似て

言ってみる

色が変わる

その瞬間に

わたしはただ

信号を眺めた

  • 作詞者

    みくた

  • 作曲者

    みくた

  • プロデューサー

    みくた

  • ボーカル

    みくた

冬信号のジャケット写真

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    冬信号

    みくた

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