歌詞

澄み切ったその青が

僕らを写してる

ただじっと待っていても

何も変わらない

春めいた3月の夜

旅立った日の空は

焼きついて褪せず

ただ記憶を照らす

君の言った言葉に

背中押され進む

花弁舞い落ちる春小道

微かに香る桜が頭上(そら)を埋め

僕に花吹雪を散らしている

ロゥセンシな僕の心震わせる

ハイセンスな君の紡ぐ言葉たち

反響して刹那の間に消えてゆく

唄声はただ綺麗だったんだ

最終電車、飛び乗って

僕ら何処へだって行ける気がしたよ

行き先なんか無くたって

また僕らはここへ還るんだ

遥か空の彼方には

何があるか誰も知らないんだ

だから僕らでそれを見つけよう

この世界が消える前に

嗚呼、ただ世界は回る

僕らが果てて忘れられても

止まらず進んでる

遥かな時を超え

明日の陽が

また僕らを迎え来る

いつか散るこの夢も

誰かの糧になりそしてまた

僕らを作ってく

だから前へ進み続けよう

遥か水平線の果てまで

淡く散った僕(かれ)の

その亡骸を前に

僕らのその逝き着く先を知る

果てて尚止まる事を知らない

その眼は遥か先を見つめてた

どうして生命を捨て進むのか

どうして誰かの為死ねるのか

分かんないよ！

僕らは何の為にいま

ここまで進み続けたんだ！

僕の心が飛び散って

星の海を藍に染め消えてゆく

世界が消えるその時も

ただ逃げ隠れて死ぬんだろう

それが僕の末路なら

なんて寂しい僕の人生だ

なら最期に足掻く事くらい

しなきゃ何にも格好つかないな

嗚呼、世界が閉じ始め

僕らの知る物全て壊れ

混沌(カオス)で溢れてく

定められた道を外れいま

終わりの鐘の音が響く

今僕が出来るのは

この音を聲を唄を

次の僕へと紡ぐだけ

だからあとは僕(キミ)に任せよう

僕らの生きた証を

水平線を飛び超えて

僕ら何処までだって

行ける気がしたよ

征き先なんか要らないさ

ただ僕らは先へ進んでく

遥か果てに届いたら

僕(キミ)に胸を張って言えるかな

「僕の人生無駄じゃなかった」って

「君の信じるままに進め」って！！

嗚呼、ただ世界が消えて

僕らの魂(イノチ)の欠片すらも

ゼロへと還ってく

それでも唄は世界を超えて

僕(キミ)を紡ぐ糸となれ！

いつか散るこの夢は

キミらの糧になりそして

また僕らを作ってく

だから前へ進め僕たちは

この果てでみんな繋がってるから！