歌詞

湿った空気を極端に嫌ってたあの頃

今もそうだから懐かしむこともないね

エモーショナルな夜、湿度高いね

「泣かないで」と君が吐いた台詞も

いずれ形のないモノになんの？

そんなものあまりに悲惨でしょ

遺憾でしょ

君は僕をどう慰めるの？

活気のない噴水の音が

誰も居ない暗いキッチンみたいだな

僕は僕の人生を迷いなく捨てたんだ

愛も友情も悔いなく捨てた

だからお願い、こんな無様な僕に

枯れることのない華を飾ってくれよ

笑ってくれよ、絶え間なく

白い鉄塔が跳ね返す陽の光

醜態を晒す街もまた奇なり

それを尻目にニヤついたあの笑みを

ずっと忘れぬままで生きてりゃいいのよ

そうでしょ、だってもうこの世の欲望の

全貌暴いても走馬灯にも残らないでしょ

お分かりでしょうけど

何も知らぬが仏、皆で合掌

活気のない噴水の音が

誰も居ない暗いキッチンみたいだな

僕は僕の人生を迷いなく捨てたんだ

愛も友情も悔いなく捨てた

だからお願い、こんな無様な僕に

歳を取らない華を飾ってくれよ

僕は僕の感情を迷いなく捨てたんだ

愛も友情も何もかも捨ててきた

だからお願い、こんなひ弱な僕に

折れることのないココロを分けてくれよ

喧騒に埋もれた人生なんて捨てた

愛も友情もへったくれもなかった

だからお願い、こんな粗末な僕に

枯れることのない華を飾ってくれよ

隣に居てよ、最期まで