2nd GrayCircusのジャケット写真

歌詞

朧月夜

narumina

淡く光る街灯の下

コンビニ帰りの夜道はまた

少しだけ季節が変わったこと

知らせるように風がないた

ひとり歩くアスファルト

かすれた記憶が追いかけてくる

思い出すのは笑った顔

行き場のないまま 浮かぶ言葉

飲み込むたびやるせなさ増して

それでも今日を歩くんだ

なんてさ、ひとりつぶやいた

朧月夜 あの頃のまま

ぼんやりと僕らを照らしてる

会えないままで 過ぎてく日々に

答えなんていらない気がした

涙じゃなくて ため息じゃなくて

ただそっと心を撫でるように

ねぇ、今夜もまた

缶コーヒーのぬるい味

眠れない夜にはちょうどいい

思い出はいつも突然で

呼ばれもしないのにやってくる

もしもあの日に戻れるなら

なんてくだらない仮定なら

何度も繰り返してきたこと

わかってるけどまた考える

忘れたくないのに 離れていく

写真の笑顔は色づいたまま

時間は優しいふりして

全部を遠ざけていくんだな

朧月夜 あの夜のまま

手をつないで帰った交差点

もう少しだけ そばにいたくて

帰り道が短く感じた

さよならなんて 言わなくていい

だって本当は消えないから

ねぇ、今夜の空に

揺れながら揺れながら

今日をまた越えていこう

たまに思い出すくらいでいい

それが愛のかたちかもしれない

朧月夜に そっと手を振った

  • 作詞者

    narumina

  • 作曲者

    narumina

  • レコーディングエンジニア

    narumina

  • ボーカル

    narumina

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