Lyric

閉じた改札　踏み越えて

誰の声も聞こえない

焦げたニュースを背に貼って

笑いながら走り抜けた

誰もが正しい顔して

罪を諮り合ってる

僕はただ逆さまの街で

歯車を噛み叩く

心を燃やせ

剥がれた夢の皮を裂いて

乱反射する未来を蹴って

立ち上がる　立ち上がる

今ここで

空っぽの祝福を浴びて

砂糖の檻に閉じ込められ

あの日の約束は溶けて

ただ鉄の匂いがした

誰かの歌う希望より

錆びたナイフを選ぶ

真っ逆さまに堕ちるほどに

自由を見つけた

心を燃やせ

剥がれた夢の皮を裂いて

乱反射する未来を蹴って

立ち上がる　立ち上がる

今ここで

息を止めて　飛び込め

歪んだ水面の向こう

光が僕を笑っている

もう戻らない

心を燃やせ

擦り切れた夜を突き抜けて

乱反射する未来を蹴って

立ち上がる　立ち上がる

今ここで

逆光の中で笑う僕