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ザ・ストロークスやインターポールなど、2000年代のガレージロック・リバイバルやポストパンクの冷たさと熱量を併せ持つ、アーバンなインディー・ロックです。
147BPMの焦燥感あふれるモーターリック・ビートと、ジャングリーなリードギターが疾走感を演出。無関心でクールな(NYCとロンドンが交差するような)ボーカルが、パームミュートの効いたAメロから、オープンコードが響き渡るアンセム感満載のサビへと感情を爆発させます。深いリバーブのリードギターと乾いたリズムギターのコントラストが秀逸です。
テーマは「満員電車の中の圧倒的な孤独」。毎日同じ車両で肩を並べているのに、互いの名前も知らない乗客たち。全員が画面を見つめ、別々の目的地へと向かう「満員で空っぽの電車(Full empty train)」という現代の都市風景をシネマティックに切り取っています。
終盤、ギャングボーカルを伴う劇的なラストコーラスを経て、最後は街の喧騒へと消えていくアウトロが、決して交わることのない都会のすれ違いを見事に表現しています。通勤の憂鬱をスタイリッシュに昇華させたい時にぴったりの一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。