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歌詞

通り雨

peal

振り返れば

なんてことはない

お別れとはお別れできない

揺れる陽炎睨みつけては

国道沿いの大気を吸って吐いた

クロスステッチで編まれた

水色の彼女は今日も変わらず綺麗で

僕だけ歳を取っていく

名付けられない悲しみだけ

埋まらない綻びだけ

背中合わせで立ってる

悲しみに終わりはないけど

心は空っぽだけど

それで良いって君は言う

心にもない分かったフリは

趣味の悪い香水みたいで

その香りを払って走っては

気がついたら

一人になってた

歩道橋を渡って考えた

セピア色の街は

過ぎ去って夕日に消えた

細長い影だけ残して

触れたくない過去も思い出も

バラバラの心さえ

連れて日常は続く

君の顔も声も名前も

忘れていたと気づいた

それでいいって君は言う

通り雨が今止んで

あなたの声が消えて

風は夏の匂いがして

冷たい都会の喧騒

優しいあなたの嘘

くだらない話がしたいんだ

埃っぽいあの部屋で

夜明けから日暮れまで

  • 作詞者

    小森敬太

  • 作曲者

    小森敬太

  • プロデューサー

    小森敬太

  • ギター

    小森敬太

  • ベースギター

    小森敬太

  • ボーカル

    小森敬太

  • ソングライター

    小森敬太

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アーティスト情報

  • peal

    peal 東京発のインディーロックバンド。2024年活動開始。 マスロックの緻密さ、ポストロックの広がり、ドリームポップの浮遊感を融合させ、孤独と希望を往復するサウンドを鳴らす。高い実験性とポップネスを兼ね備えた楽曲群が特徴。

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