

焼き色のついた夕暮れ
小さな店のガラス越し
甘い匂いに混ざってる
少し焦げた時間の味
カリッと鳴ったそのあとに
やわらかく溶けていく
うまく言えない気持ちまで
一緒にほどけてしまう
ミツロウの香り
静かに灯るみたいに
君が笑うたび
街まで少し甘くなる
ラム酒の残る夜に
並んだ丸い影ふたつ
「また来よう」って言う声が
湯気の向こうで揺れている
流行りだけじゃ終われない
ちゃんと手間が残ってる
焼き上がるまでの時間も
なんだか恋に似ている
ミツロウの香り
記憶に触れるみたいに
名前を呼ぶたび
胸の奥があたたかい
外はカリッとしてるのに
中はまだ熱を持ってる
そんなふうに人もきっと
簡単じゃないんだろう
最後のひとくちまで
少し惜しくなるような
君と食べるカヌレだけ
なぜか特別だった
- Lyricist
ai.abuyasu
- Composer
ai.abuyasu
- Producer
ai.abuyasu
- Programming
ai.abuyasu

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Beeswax Fragrance
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