

太陽がまちを波打たせ
溶かされる金細工のよう
暑くなる予感をわずらい
ベランダの朝顔をのぞきこんだ
懐かしさに胸をさらわれ
高鳴りを帯びて髪を梳く
踏み出した足でつまづいて
メガネ越しにあなたを見ていたんだ
そうきっとわたしは
もっと自由に跳べたはずだわ
恥ずかしくって
短いスカートを履く勇気がなかった
ローカットブーツでわかったことは
あと少し足りなかった
紺色の靴下でごまかして
なんでもないフリをした
青い月が差し出す光
窓を開けて迎い入れるの
恋のかけらを胸にわずらい
さみしくておかしくなりそうだった
そうきっとわたしは
もっと自由に跳べるはずだわ
鏡にルージュで
落書きをした日
外は雨降りだった
ぶたれる覚悟でママに言ったとき
「わたしもやった」と笑ってくれたの
抱かれた時
温かすぎて涙が止まらなかった
その日の夕方は檸檬の色に晴れてた
いい子でいることがずっと普通だと思っていたから
甘えることとわがままの境い目を知らなかった
だからか ずっと帽子を深くかぶるクセがついていた
あの人に会って
「目がキレイだ」って褒めてもらえるまでは
あの人に会った夕方も檸檬の色に晴れてた
晴れてた
並木道に秋の色づきを感じ始めていた
- 作詞者
サコウユウジ
- 作曲者
サコウユウジ
- プロデューサー
サコウユウジ
- プログラミング
サコウユウジ

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檸檬色わずらい
Yuhkinoine
まわりの目ばかりキにして、自分に自信のない女の子が、運命の人に出会って、少しずつ前向きに生きようと誓った思いをうたった曲



