紫陽花が咲いたなんて
それだけのことを
君に言いたくなって
夏の扉は君の
足元にまで
繋がってるみたいだ
汗ばむほどに暑さ増してく陽気
新しい季節がまたやってきたと知る
鬱陶しい虫の合唱を聞きながら駆ける
あの丘の向こう 息を切らし君の元まで
纏う空気の粒子の一つ一つに
背中押す勇気を感じ吸い込んだ
高揚する感情 爆発まであと三秒
さぁ君に何を話そう
あれだけ待っていた燕も
ビー玉の青も
写真に撮ってみたけど
今瞳に映る
夕焼けの色だけ
閉じ込めていたいや
きっともう戻れないくらいに
手が届きそうな
入道雲を追って
夏より早く
君に触れたら
「またね明日ね」
胸が鳴って
どうする?
空まわるほど絡まる糸
頭真っ白のまま また帰路でフラッシュバック
バクバクと鳴る心臓抑えて
約束の日を迎えたのになんで
天気は雨 予報じゃ晴れ あれだけ祈ってもダメ?
輝く雨粒 おろしたての靴
傘をすり抜ける滴に憂鬱
だけど君が気にもせずに笑いながら
楽しそうに待ってるのを見て僕の心の雲は
きっともう戻れないくらいに
手が届きそうな
その背中を追って
遠ざかっていく
雨の匂いに
落ちた滴が
瞳の奥 光って
あーもう忘れられないな
空が覗いた
胸の中に刺さって
きっともうすぐ
夏が来るんだ
痛いくらいに
晴れた空が光って
きっともうすぐ
- 作詞
小宵, 咲乃木ロク
- 作曲
神楽坂ヨシキ
ヨシキ の“夏風ライド (feat. 小宵 & 咲乃木ロク)”を
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