歌詞

暮れてく飛行船揺らめく

青い下目を遣われ

私はどこまでも掴まれた

触れた夢を力尽きるまで

あと一つの指でも離さずに

崩れた噂へ一つ耳打ち注いで

再び灯せる訳も無いから

割れたばかりの鏡にすら

拾い上げることも浮かばないな

掴まれてくれ捕まえてくれ

透かしたら価値まで大物

装ってここまで来れたの？

浮かんだ実態忘れ去るなんて

余計叩き込まれ離れない彼はもういない

よく見ても見なくても瞼の裏で3D登場したから

得意でも悲惨でも黒くても暗くてもただ踏みしめていこう

最後にまたがっていた折れかけの細い線から

救われたような気もして夢に目を凝らして

最初に戻っていたらまたニ度目を迎える気がして

それは疲れちゃうからここで降下する

擦れてく目に見えるあの人やあの空からの

重い傷跡を眺めてみて

次の航海はいつになるかって動く頭を

今度は止めようとして

震えたあの日とはもうお別れして

再び灯せるかもしれないから

枯れたばかりの花みたい

拾い上げることしか出来ないな

夢を捕まえてくれ捕まってくれ

最後にあれをしていたら

これを知ってたらっていつか

取り戻しの効かない後悔とかするのかな

最初に戻りたいなんて言わずにおしまいが

出来ることを望むのよ

うわって自分に嫌気が止まらなくて

暮れてく飛行船揺らめく

青い下目を遣われ

私はどこまでも掴まれた

触れた夢を力尽きるまで

あと一つの指でも離さずに