Lyric

終電を過ぎた街で　偶然すれ違った夜

話すつもりなんてなくて　心に鍵をかけてた

なのにあなたの名前が　胸の奥を揺らして

“好きになっちゃいけない”って　一番わかってたのに

歩く速度合わせたら　気持ちまで近づいて

触れてもいない距離なのに　息が苦しくなる

逸らせたはずの瞳に　心の奥を掴まれて

夜の静けさだけが　二人を包みこんでいく

止めたいのに止まらない

理性なんて追いつかない

胸の鼓動だけが今

あなたへ走りだす

禁じられた夜に　落ちてしまう forbidden

あなたの影だけ　追いかけてしまってる

もう止められない

夜の底まで落ちていくまま

距離を置けば楽だって　何度も誤魔化した

誰にも言えない想いを　抱えて歩いてた

なのにあの夜の風が　全部を解いてしまって

閉ざしていた心が　あなたを求めていた

近づくほど痛くなるのに　離れられない

戻れない扉が　そっと開く気がして

「いけないよ」と呟けば　余計に苦しくなって

禁じられた恋ほどに　胸の奥が熱くなる

踏み越えた瞬間から

世界の色が変わって

逃げようとしてももう

心だけ先に落ちた

禁じられた夜に　焼きついた気持ち

灯りの消えた道で　触れた呼吸の距離

胸の奥底で　あなたを選んでしまった

止められないまま

夜の底まで落ちていくまま

もしも許される世界で　出会えていたなら

こんなに苦しく　愛すこともなかった

分かってるのにどうして

あなたを手放せないまま

心だけが求め続けてる

禁じられた夜に　溺れたこの想い

どうしてこんなに　あなたへ落ちていく falling

逃げられないほど

夜の底まで落ちていくまま

戻れない二人を　夜が隠していく

罪も痛みさえも　消せないまま抱えて

明日を失っても　選んでしまうなら

この瞬間だけは　もう手放したくない

そばにいたいまま

胸の奥が叫び続けてる

夜風だけが静かに　二人の影を揺らす

あなたの名前が

言えないまま震えてた