歌詞

追われてることに気付かず

夢中で駆け抜けてた

崖の下の真っ暗闇

横目で気にしながら

殺風景で　狭い空間の中

想像力で　広く派手なお城へ

風の鋭さ　雨や雪の冷たさ

忘れてたふり　続く明日（あす）のための逃避行

ねじれてたり　交差してたり

数えきれないベクトル

中や外を　磨こうとも

人は人でしかない

誰も知らない　この世の成れの果て

必要のない答え合わせ

虚しい鈴の音響く

音や光が　みんな消えたとしても

胸の鼓動に　知らないふりはできない

天の果てまで続く物理法則

大地の彼方　滲む霞（にじむかすみ）しか見えない

段差ばかり　傾斜ばかり

レース場の真ん中

勝ちも負けも分かりはしない

寂しさが募ってく

誰も知らない　宝物のありか

意味もなく　心ふるわせ

間違い探しに夢中

誰も知らない　この世の成れの果て

胸の鼓動のまま　旅路を行こう

たとえ　頬がちぎれるほど

楽しいことがあっても

涙の沼に沈むほど

悲しいことがあっても

回り続ける　マクロコスモス