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11年ぶりにリリースする2枚組のこのアルバムからは、現在の等身大な彼の姿を感じずにはいられない。20歳で4人組バンド「GEN」としてデビュー。当時、サイケな衣装を身に纏い、ハスキーボイスを絞り出すようにシャウトしていた彼。その歌声は、時の流れと共に自身のライフスタイルと溶け合い、新しい魅力を生み出している。Genの作る楽曲には、難しいコードや複雑な展開はあまり存在しない。そこにあるのは、親しみやすく耳触りの良いメロディーと、飾り気なく綴られた前向きな言葉。人を包み込むそれらは、まさにGenの人間性そのものであり、最大の魅力なのだ。今作には多数の地元企業CM曲なども収録されている。キャッチーな楽曲とパーソナリティに多くの依頼が寄せられている。このアルバムには、近年彼が力を注いでいる「ウクレレ活動」で出会った仲間も多数参加し、素晴らしい演奏を聴かせてくれる。ウクレレ界の重鎮「キヨシ小林」や 旅する素敵な4人組「ブルームーンカルテット」、そして金沢の音楽仲間。他のウクレレアルバムにはないアプローチの新しいウクレレミュージックであることも今作の聴き所だ。Genの抜群なポップスセンスとウクレレの温かな音色の出会いは、特別なハッピーと笑顔を生み出している。
1988年 : バンド「GEN」 結成。 1990年 : ビクターインビテーションよりメジャーデビュー。 ブルース、ソウル、ロックなどの様々な音楽スタイルと数々のライブパフォーマンス(渋谷公会堂等)で支持を得る。アルバム3枚、シングル5枚をリリース。 1992年 : バンド「GEN」解散後すぐに源 学として、アルバム「帰れない二人」でソロデビュー。 (このアルバムは井上陽水の全曲カバーアルバムで注目を集める)。以降1年に1枚のペースでアルバムを発表し(アルバム4枚、シングル6枚)、積極的にライブ活動も行う。 1999年 : SMEJ Associated Records(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)移籍。カーディガンズなどのプロデューサーで有名なスウェーデンの重鎮、トーレ・ヨハンソンとのコラボレーションで、アルバム「ultra marine」と2枚のシングル「群青の日々」、「きみの声」を発表する。 2000年4月 : 15年間住んだ東京を離れ、金沢に戻る。 実家の保育園の園長先生になり、毎日子どもたちと唄を唄ったり、楽器を作ったり、絵を描いたり、おしゃべりしたりしています! 2006年9月 : 6年ぶりのアルバム「sunset music」を発売。 金沢市民芸術村でのソロライブを成功させる。 2011年9月 : 震災ソング「きぼうのうた」をリリース。限定1000枚を完売し、岩手県、宮城県、福島県の各保育園を訪ね、売り上げの一部(総額306,000円)を寄付する。 また、アーティスト活動の他、他アーティストへの楽曲提供、CMソング制作(HAB温泉物語、石川サンバ、ISIS 金沢医療技術専門学校、HONDA N-ONE ナレーション等)、アレンジなども幅広く行っている。 現在、ウクレレパイナ金沢の中心メンバーとして、多くの方々に「ウクレレを親しんでもらおう!」という活動を行っている。 その他、金沢Gen楽座、Gen & Smiley’s、Gen & ウクレレポロンズ、 Gen & しまっしまーず等で活動中。 Gen web site : www.gengaku.jp
SOFA RECORDS