歌詞

薄い墨を溢した空　涙流す

冷たく照らすわ　それが人の本音かしら

時代の果てに忘れられたあの悲劇を

思い出すことはきっと二度とないでしょ

ひらりひらり翔び散った花びらは何色かな

白と黒に染められた視界

どんな夢を描いたか　思い出せずにいるんだ

筆先のインク　流れて消えたけど

伸ばした掌に願いを重ねたら

哀しい雫も消えて虹がかかるんだ

忘れないでよね　この温もりを

冷酷なこの世界に　ARCO IRIS

線を越えて握れない手　分かち合えず

閉ざされた扉　開けることできないまま

刻まれてた過去を忘れ　再上映

永久に終わらない　繰り返しの悲劇よ

同じ星の地を歩く旅人のはずなんだよ

思い出して生まれたその意味

ふわりふわり舞い翔んだ花びらが指し示した

歴史を越えたら始まる新時代

虹色に輝く青空よ　目覚めて

止まない雨なんてない　誰かが言ってた

塗り替えたならば美しいでしょう

モノクロなこの世界に　ARCO IRIS

数え切れないほど人は罪を抱いてる

それでも連鎖する生命に大事なことがあるの

廻り続ける中　ここに生きる理由を

問いかけ続けるんだよ　答えが出るまで

薄墨の空もやがて色付く

手と手を結んだあの日　思い出せ

伸ばした掌に願いを重ねたら

哀しい雫も消えて虹がかかるんだ

忘れないでよね　この温もりを

冷酷なこの世界に　ARCO IRIS