ハロー・エゴイズムのジャケット写真

歌詞

ハロー・エゴイズム

サタ

本当のことを言えばどうも

近頃、流行りの利口ぶった

奴らの仲良しごっこ系の

雰囲気に嫌気がさしてんだ

ぶっちゃけ疲れてんだよコレ

性格の歪んでない顔纏って

さながら好青年ですって

内心じゃ全部恨んでんだ

ツラい暗い世界破壊したい

じゃ、ウザいくらいで丁度いいんじゃない

「愛の無い時代みたいだ」なんて

言い訳は、自分のせいにしたいのさ

ハロー

下劣な快楽だって自分さ

綺麗事では何も掴めないことが

だんだん

いま、分かってきた

発狂するような体温で

這いつくばった才能で

心拍数が大音量で

雷管を撃つ

どいつもこいつも身勝手

そんな世界が

擦れた俺によく似合う

とっくに死んだ性善で

方角、常時最前線

そんなの標準装備だろ

おい、

何度も何度も言わせる物でもない

「ここは監獄」

分かってんな?

最後の最後

その「あと一歩」を

毎夜悔やんでいたんだよ

才能じゃないと

決め込む覚悟

だんだん

ほら分かってきた

足りないモノとか何個あんだ?

正直両手では数えらんない

無視できない距離の嘲笑に

時折、心が傷んでんだ

「主人公気分でイタい、イタい」

「それ、だいぶ勘違いしてんじゃない?」

毎度どーも、大嫌いだ

なんせ

言い返したとて分かりやしないから

ハロー

怯えてんじゃなく、武者震いさ

挑まなければ何も変わらない事は

散々見て分かっていた

発狂するような体温で

廃棄ミスった衝動で

退路を断った孤独で

天命を待つ

そうして全部を捧げた

こんな世界が

いつも俺によく似合う

ちょっとのショックで諦観で

中途に半端な精神で

そんで「運命は決まってる」と?

おい

何度も何度も言わせるもんでもない

それを変えるためやってんだ

ああそうか

示さないと認めらんないな

まあそうか

気付いていたんだ本当は

どうにもなんない現状へ

もうすぐなんだ可能性

合理と計算、煮詰めて

礼節は死ぬ

信じてたって報われなんてしないぜ

四肢は動く為に在る

発狂するような体温で

這いつくばった才能で

そんなの全部を引っ括めて

眼前を見る

ぜんぜん足んない現状なんて

全責任は

つまりいつも俺にある

こういう精神、嫌になって

怠惰に口実、見出して———

そんじゃ他人に祈っていろ

なあ

ようやく実感できてきたんだ、ほら

「これが現実」

分かってんだ

過去から今日を

見て「その程度?」

だなんて言われたくないんだよ

態度と内容

最後の最後

だんだん

ほら変わってきた

  • 作詞

    SATA

  • 作曲

    SATA

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    ハロー・エゴイズム

    サタ

「これが現実」

アーティスト情報

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