

水たまり 湿気た枯れ木 三度鳴いた椋鳥
朝が来ても目覚めない
都会でもらったショップバック
進む時間を引き延ばした蝉の合唱会
「何も残らない」
無垢な手で壊すつもりかい?
ありふれた今日にはありふれた言葉を
ありふれた毎日にはありふれた僕らを
泡になった生活を飲み込めるまでは
大人にはなりたくない。
大人にはなりたくない。
ありふれた言葉にはありふれた時間が
ありふれた僕らにはありふれた明日が
ありのままの姿ほどあるがままにならなくて
大人にはなりたくない。
大人にはなりたくない。
揚げ足バタ足back in the day
畦道 轍の刻む旅路
図鑑や伝記に齧り付いてた本の虫は蛹になったまま孵らない
消しゴム持たずに描いた線も
種類も知らずに滑らす絵の具も
赤ペン1つで意味とかなくして
セオリーっていうけどどんな味なの?
甘くて辛くて酸っぱいのかな
だったらいらない レモンも避けて
サイダー5分目蜜の味
1番最初はハンバーグね
ビールは意外と渋くて苦い
最後まで残したのは忘れたくなかったから
良いとか悪いとか言うそれ以前に
もうちょい話をしたかった
ってわがままかなー、多分そうだな
言葉を飲む、息を注ぐ
二酸化炭素が生まれるたび、地球は苦しくなるんだって
だったら自分も他人も傷つける僕ってなんなんだろね
ありふれた今日にはありふれた言葉を
ありふれた毎日にはありふれた僕らを
泡になった生活を飲み込めるそれまでは
大人にはなりたくない。
大人にはなりたくない。
ありふれた言葉にはありふれた時間が
ありふれた僕らにはありふれた明日が
ありのままの姿ほどあるがままにならなくて
大人にはなりたくない。
大人にはなりたくない。
捨ててきた季節をほんとは抱えていたかった
ねえ、何度後悔した?
こう返した
「言い訳したって無駄だから」
何か理由をつけなきゃ何1つも選べない
あったかどうかさえ覚えてないくらいがいいのかな
昔話やお伽噺でしか得られない
ロマン啜る日々にだってきっと意味はあると信じた
言葉足らず意味を為さぬ「ヒビディバビデブー」にこめる
ありきたりな物語のラストシーンだって悪くない
優しさって例えるにはしようもなく身勝手で
必死に縋り付いた日々が不確かだけどあること
醤油瓶の日付を見てやばすぎるって笑って
炒飯の味がなくなるそんな今がいい。
ありふれた今日にはありふれた言葉を
ありふれた毎日にはありふれた僕らを
泡になった生活を飲み込めるそれまでは
大人にはなれそうにない。
大人にはなれそうにない。
ありふれた言葉にはありふれた時間が
ありふれた僕らにはありふれた明日が
ありのままの姿ほどあるがままにならなくて
大人にはなれそうにない。
大人にはなれそうにない。
- Lyricist
Kate Yura
- Composer
Safyr Studio
- Recording Engineer
Ryouei Hujiwara
- Mixing Engineer
Ryouei Hujiwara
- Mastering Engineer
Ryouei Hujiwara
- Vocals
Kate Yura

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monochrome cider
Kate Yura
Artist Profile
Kate Yura
A poetry artist based in Nagoya. She began participating in poetry slam events in 2021, and in the same year, she was a runner-up at the KSJ2021 Nagoya competition, advancing to the national finals. Her style is characterized by depicting a fantastical world of words, while embedding strong and straightforward messages within them. She continues to deliver poems that are quiet yet firm at their core.
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