木々に移ろうみどりは
まちがい だったのか？
りんごに充ちるあかは？
空をゆくあおは？
「心臓が、どきどきいっている。」
粒子にふれる 波がふれる
いつ 選ばれたのか？（選んだのか）
いつ 訪れたのか？（浮かんだのか）
「心臓が、どきどきいっている。」
（たとえ）すべてが去ったあとでも
（風が）つぎにうまれるものに
（色を）手渡す（吸い取る）
ことばでは交わせない
ことばでは交わせない
合図で（おんがく みたい）
「心臓が、どきどきいっている。」
木々に移ろうみどりは
- 作詞
2gou
- 作曲
2gou
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「ものを視る」とはなにか？私たちは「本当に」ものを「視て」いるのか？そこには如何なるエラーが、どれほど生じているのか？
表題曲「光る。」をはじめ、「視る」という、私たちが目を通して対象を知覚し認識する行為に、音楽の領野から漸近を試みる意欲作『光る。 ― 視覚についての 4 の小品 ― 』の、アカペラグループsuisaiによる音源作品。感覚が転倒し、錯綜し混淆する、ささやかで新しい体験を届ける小品集。
アーティスト情報
suisai
「みえないものを、えがくようにうたう」 一つひとつの言葉、音の重なりや揺らぎが、色やかたちをもって、立ち上がるように。 こころの在り処を、描き出すように。 いま、なにがみえますか。 A Cappella Group “suisai” Shizuka/Emiri/2gou/Ryu/Haru/Komei
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