歌詞

季節が過ぎ去って僕も歳をとって

奇跡めいた将来も期待できなくなった

依然としたせいで心古くなって

詩的めいたロマンスも思いつかなくなった

たららったったった

たららったったった…た、経った

この日々も悠に去って明日でさえ宙にもう化している

旧に放った「答えられないな。」

悠に去って青く澄む十に降下しないでいるの

どれもこれも時を嵩んでいる

奇跡だけを飲んで現実吐き出して

夢を買ったテレキャスター今じゃ埃被って

過去は底をついて食べ残しになって

それでも美しいのは今が虚しくなるね

たららったったった

たららったったった…た、経った？

この耳もずっと肥えてこの目さえすぅっと冴えていくのに

気づいたことは「分からない。」なんて

ふっ、と僕を嘲笑うほうが大層救われるよ

少しそれは寂しいけれど

泣き腫らした涙乾いて皺になった目元を見つめて

もう落ちることもなく褪せた、時間って酷く残酷なものね

分厚くなる心はきっと捉え方によると思うけど

まだなんか少し名残惜しいね

この日々も悠に去って明日でさえ宙にもう化している

急に思った「巻き戻せないな。」

十に思った言葉だけ宙に舞っては届かないな

それは酷く辛いけどさ、どれも記憶になるけどさ

老いていくこの感情も僕は愛していたい