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お久しぶりです。kikstyでございます。
約1年半ぶりにアルバムを出すこととなりました。この間、世界中で様々な悲しい出来事があり、こうやって音楽が出来ることが幸せなことだと改めて実感しているところです。
今回のアルバムも5曲と少ないですが、いろんな色を詰め込んで私なりにこだわって作ったアルバムです。この5曲を通して何か感じていただければ幸せです。
1967年生まれ。小学生の時に初めて買ったレコードがフィンガー5の個人授業だった。その後、兄の影響もありEarth, Wind & Fire、Electric Light Orchestraに出会い音楽に目覚める。 中学生の時にYellow Magic Orchestra(YMO)と出会い脳内に稲妻が走った。そんな中、友人2人とYMOのコピーバンド、Electricianを結成。私は、ドラム担当として友人から5万円の中古ドラムを買う。今思うと近所はうるさくてさぞ迷惑しただろうが、苦情ひとつなかった。感謝である。バンドとしては、初めはシンセサイザーもなく、もっぱら音楽室のエレクトーンを借用しては、バンドの真似事をしていた。この頃、新聞配達をして貯めたお金で、YMOも使用していたULT-soundを購入。今でも所有している。 高校に入ると、友人もシンセサイザーを購入してもらい本格的なバンドに入ったが、ライブ2回を行うにとどまった。その後、メンバー各自の道を歩むことになりバンドは解散。私も目の前の楽しさに負けて音楽活動は行わなかった。 転機が訪れたのは26歳の時。新婚旅行で訪れたドイツ、ロマンティック街道を観光バスで旅している時だった。車内にはクラシック音楽が流れ、窓の外には風光明美な街並み。そこでハッとした。この環境があったからこそ、クラシック音楽、もっというと、それらを構成する楽器たちが生まれたのだと。環境によって音楽、楽器が作られる。そう思った時に、なぜか音楽を作ろうという思いが湧いてきた。自分の心の環境が変化した瞬間だった。 帰国して、新婚でお金がないにもかかわらず嫁を拝み倒し、秋葉原に行ってMac LC630を買い、JDー800、Uー220を購入。そこから再スタートを切った。 Tunecoreに始めてアップしたのは2013年。DENJIHAという曲だったが、あえなく撃沈。しかしあきらめずFireworksを同年リリース。これが少しづつ聞かれるようになった。 インストゥルメントは歌詞がない分、聞き手側の感じ方に大きく依存する部分であるが、感じ方を制限せず、その人の人生経験、感性によって100人いれば100通りの感じ方ができると思っている。 決して今風な音使い、グルーヴ感ではないかもしれないが、今後も自分の中から出てくるものを大切にして楽曲を作っていきたいと思う。