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Spinna B-ILLの5年ぶりとなる作品は、自身初のカバーアルバム。
レゲエシンガーとしてのイメージが強いリスナーには意外な選曲もあるが、どれも彼の音楽的背景の中にある REBELや棘、愛や優しさに溢れた歌詞とメロディで構成された曲ばかりである。
そしてそれらの曲たちを極めてシンプルな編成で作り上げた結果、Spinna B-ILLというフィルターを通した言葉ひとつひと つが活き活きと滑り込み、時に生々しく刺さるように響いてくる。また、震災後の悶々とした気持ちの中で書いたオリジナルの 新曲「あるがまま」は、現代の人間の在り方と意義を改めて振り返らされる素直な歌詞が聴きどころとなっている。 聴き終わった時、子供の時に遊んだ場所に行きたくなるような。気付かないふりをしていた難しい問題をクリアしたくなるような。新しい自分になりたくなるような。そんな作品に仕上がっている。
シンガーソングライター、パフォーマー。2002年にSpinna B-ill & the cavemansで活動を開始。 「ライオンの子」でレゲエリスナーの圧倒的支持を得るも、2005年に惜しまれつつ解散。 その後 Simply Redのギタリスト Kenji Jammer との活動を経て、ソロシンガー “Spinna B-ILL” として3枚のアルバムをリリース。 フェスからクラブまで様々なステージに立ち、DJセットからアコースティック、フルバンドといった変幻自在のスタイルを操る。大胆で繊細、ユニーク且つエネルギッシュなパフォーマンスとリリックで魅せるライブは幅広いオーディエンスの堅い支持を得ている。 レゲエ、ソウル、ファンクやヒップホップなど多様なバックグラウンドがありながら、Spinna B-ILLがマイクを持つと 最早ジャンルの壁はない。ルックスのみならず、その声や歌唱力も日本人離れしている一方で、どこか懐かしいメロディと独特のフロウにのせた、刺さる言葉でつづられた歌詞もまた根強いファンを獲得している理由だろう。 まさにOne&Onlyなシンガーである。
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