東雲のジャケット写真

歌詞

明星

ginger syrup

東の空 光が差す頃 木々の隙間に残る月

御伽噺のように人を 誰かを想い

火照る爪先を浸す水辺

仮面の下零れた雫で優しい花が育ちますように

届かない言葉は風になって 夜明けの森を渡る

厚い雲がその瞬き遮るなら

あの人は明け方の雨 優しく頬を撫でる

冷たい風 枯葉を散らして 冬が来てしまうこともある

固く閉じた目蓋を開けば 満点の星空が広がる

赤い目をして祈る少女は遠い誰かを想う

繰り返す季節は色を変えて 静かに種は根付く

春は遠く かじかむ手で辿る星座

眠りにつく目蓋の裏で煌めき遊ぶ光

赤い目をして祈る少女に遠い空からキスを

叶わない願いは星になって孤独の窓を彩る

声は響く 胸の空を焦がすように

あの光は暁の星 まぶたの裏で永遠に

  • 作詞

    ginger syrup

  • 作曲

    ginger syrup

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