

宵の帳に こころ乱れて
またぞ涙 ひとり濡らす
かくも世は うつろふものと
知りながら 待ち侘びてをり
既読つかぬ 文ひとつにて
胸の奥 千々に裂けぬ
「いづれ逢はむ」その一言
それのみを 糧として生く
嗚呼、かの人は なに思ふや
妾(わらは)ばかりが 焦がれて候
いとあはれ キミが罪よ
妾の世を 狂はせて
逃れむとて 逃れ得ず
恋はまるで 呪ひのごと
なほ願はくは そばに居て
壊るるまで 抱き留めて
この身など 朽ちてもよし
キミさへ 笑まば
夜半(よは)の月に 問いかけても
応ふる声 風のみぞ
「嫌ひになりし?」と打ちかけて
また消して 朝を迎ふ
かくなる心 浅ましきと
知りつつなお 縋りたし
ただ一度 名を呼ばるれば
それだけで 息を繋ぐ
去らば去れ など言へぬ
弱き妾を 嗤はばよい
それでもなお 手を伸ばす
愚かなる 恋なりとて
いと恋し キミが影よ
夢の中へ 攫ひ給へ
醒めぬままに 終はるなら
それもまた 救ひなり
もし来世(こむせ)に 逢へるなら
今度こそは 離さじと
祈る声は 宵に溶け
また独り 待つ
- 作詞者
ytsgax
- 作曲者
ytsgax
- プロデューサー
ytsgax
- ボーカル
NAGISA

NAGISA の“いとあはれ、キミが罪 (オリジナルver)”を
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いとあはれ、キミが罪 (オリジナルver)
NAGISA
イトアハレ、キミガツミ は、
愛されたいという祈りと、壊れてしまいそうな自意識の狭間を描いた一曲。
相手の一言、一つの沈黙に心を揺らしながら、
それでもなお手放せない感情を、
抑制された激情と耽美なメロディで紡ぐ。
Nagisaの静かな声は、
弱さを隠すことなく、むしろその脆さを武器に変え、
聴く者の心の奥にそっと爪痕を残す。
救いを求めながらも救われきれない、
そんな“恋という名の感情”を映した、
ダークで内省的なアートロックナンバー。



