のれんをくぐるのジャケット写真

歌詞

のれんをくぐる

genbano-gg

冷えた風が吹く 夜の帰り道

理由もなく また足が向かう場所

灯る看板、のれんの隙間

湯気の向こうにふたりの笑顔がいた

「おかえり」なんて言わないけど

その声がなんか、胸に残る

小さな鍋に しみる出汁の味

心の隙間に流れ込むみたいに

ただ静かに流れる時間

名前のない優しさに救われた

笑い声と煮える音の中で

自分を取り戻してた夜だった

誰にも言えないことを抱えて

黙って飲む燗酒が沁みる

彼女たちの背中が語る強さ

少し羨ましくて、ちょっと切なかった

いつかこの店も変わってくのかな

そんなことをふと思ってしまう

でも今はただ、ここに居させて

誰にも見せない顔で、ただ居させて

恋でもなく、家族でもなく

でも確かにここにある絆

言葉じゃなくて 湯気の温度で

伝わるものに、俺は救われた

ただ静かに流れる時間

名前のない優しさに救われた

笑い声と煮える音の中で

自分を取り戻してた夜だった

明日もまた理由もなく来る

それでいい、いや、それがいい

湯気の向こうに、またふたり

俺の心の定位置、灯りの先に

  • 作詞者

    genbano-gg

  • 作曲者

    genbano-gg

  • プロデューサー

    genbano-gg

  • プログラミング

    genbano-gg

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    のれんをくぐる

    genbano-gg

赤提灯の居酒屋の心地よさや雰囲気を歌詞にしてみました。

アーティスト情報

  • genbano-gg

    2024年より本格的に活動を開始しました「genbano GG」ゲンバノジジーは、AIミュージッククリエイター。2000年代のサイケデリックトランスのDJカルチャーに影響を受け、DJ活動や携帯小説の創作や、ヒップホップ・ボカロといった多彩な音楽ジャンルにも親しんできた。 アンダーグラウンドで現実味あるリリックが特徴で、尊敬するアーティストへのリスペクトを原動力に、自身の言葉でメッセージを発信する。 自身のアンダーグラウンドな世界での経験と社会や働く大人たちへのリアルな視点を盛り込んだ楽曲は、現代の若者に対して非行防止を訴えるなど、強い社会性を発信。 AIの可能性とヒューマンなメッセージを融合させる新時代のアーティストとして活躍したいと思います。

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