歌詞

取るに足らないと飲み干した

明日に代わって誰かが言う

「卑屈になってはいけないよ。」

なんて無責任なんでしょう

日々は最低

目まぐるしく消費されるエンタメに代わって

世界の終わりを求めている。

今日も貴方は平和に笑って

丁寧な暮らしを嗜むその手が

少しばかり皺になっても気にしない

その心が欲しい

目が覚めたら何も無くて

宙に待った身体が

悲観とかも追い越して

くれたらいいのに

あの人は今もまだ

穏やかに過ごしていて

不安とかも忘れちゃって

いたりするんだろうか

意味などないと捨て去った

価値に代わって誰かが言う

「尺度を曲げたらいけないよ。」

なんて空論なんでしょう

嬉々な光景は

不条理にも僕の感情に依ってしまって

「涅槃の果て...。」とか浅はかに言う

今日も貴方は平和に育って

懸命な目をして減るその命を

少しばかり借りていいかな

なんて嘘だよもう忘れてよ

冗談じゃ済まないほどに

心がぐらついて

消えたいと何度思っても

身を投げようとしたことがないのは

よかったねと笑うべきなのか

はたまた僕が臆病なのか

「死ぬ気でやれ。」って言葉は

今でもよく分からないままだ

それでもここに痛みはあるんだよ

目が覚めたら過去になって

周回遅れに成り下がった自分を

って、救えやしないよな

あの人はそれもまた美しく纏っていて

光るように劣等も恐れはしないんだ

悲観も全部追い越して

不安も全部追い抜いてよ