

終電が走り去った後の街を歩く
乗る気があったのか無かったのかわからない
どうしようもない気持ちが足を動かす
当てもなく彷徨う夜の街を一人
すれ違う人はみな他人ばかり
私がどうなろうと 誰も 見向きもしない
絶望の雨が降り出し
虚無の小雨に 変わる 変わる
始発が走る前の静かな街を歩く
どうしようもない気持ちで足が止まらない
あてもなく彷徨う 居る場所も無くて
携帯の電源切る 見つかりたくない
新聞配達が忙しく走る
私がどうなろうと 街は勝手に動く
虚無の小雨が やんでも やんでも
鬱の湿気が べたつく べたつく
朝の光が私に射し込む
私何やってんだ 少しでも進め
- 作詞者
柳博
- 作曲者
柳博

花隈千冬 の“湿気”を
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