Lyric

夕闇に

光る星を

見上げたら

目が離せなくて

雪が降りしきる夜に

悲しみさえも失って

歩く

街中の光の影に咲く

花みたいだ

誰にも

見つからないまま

散ってゆくから

寒い夜の

風に吹かれ

白い街に

明かりを灯して

青く光る

空には君が映る

ゆっくりと消えてゆく

生きる理由は

神様の気まぐれで

思い出の景色を

眺めた

冬の遠い空の向こうは

春色なんだろうから

きっと

ただ生きてる

だけでいいとか

言いたかった

誰にも救われないまま

去ってゆくから

赤く燃える

花を染める

白い雪に

幻は溶けて

空を駆ける

記憶の欠片紡ぐ

ゆっくりと枯れてゆく

燃えろ

燃えろ

燃えろ

燃えろ

燃えろ

燃えろ

眠る街の

隅で独り

春の歌を

口ずさみながら

君に届け

どこまでも鳴れ

ゆっくりと溶けてゆく

ゆっくりと明けてゆく