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夏のある日、差出人不明の荷物を受け取った。薄っぺらいその小包の消印には1984年の日付。
中身は時間をかけてボロボロになったテープだった。長年カーステレオなんかでその役目を果たしてきただろうその外見にOl’ Fashion Blendsの文字。タイムパラドックスの話は一旦置いておいて、なにかの悪戯で1984年に送り込まれたCBSが存在したならこんなテープを作っていたんだろう。
ビート次第でさまざまな表情を見せるCBSのリリック、オールドスクールのDJたちがそうしてきたようにブレイクをループさせるブレンド妙技がこのテープのメインディッシュだ。
80年代に深夜のFMで流れていたであろう煌びやかなソウルミュージックやジャズの一部を拝借してCBS2が時間を逆行し再構築された。
今回はピスタチオスタジオの好意により、特別にその貴重なテープの内容を配信、また複製し発売することとなった。
ネオ・ソウル、ジャズ、ラップの融和、生バンドとのセッション/制作を独自に追求する神奈川発のヒップホップ・グループ。kyon、takaya、bashoの3MC、ビートメイカー/ドラマーのryo takahashiから成る。2005年、神奈川を拠点に活動を開始し、2012~2017年にbandcampにて5作品を発表。2016年からは、みずから立ち上げたレコーディング・スタジオ「ピスタチオスタジオ」のハウスバンドであるChicken Is Niceを従えたバンド・セットを開始する。翌2017年7月、バンド・セットのライヴで培った経験を活かしたChicken Is Niceとのソウルフルな共作曲「WAVEY」を含む初のフィジカル・ファースト・アルバム『Classic Brown Sounds』をドロップ。 TOSHIKI HAYASHI (%C)、SUPPLE、esme mori、tajima halらのビートメイカーが参加し、昨今ますます深化を続けるビート・ミュージックとも共鳴する作品となる。2018年には、Chicken Is Niceがトラックを制作し、ミックス/マスタリングをillicit tsuboiが担当したシングル「Stay Up All Night」を発表。生演奏とサンプリングの融合をより洗練させた形で提示した。2019年11月にはセカンド・アルバムに先駆けたシングル「All I Can Say」を発表。2022年にはセカンド・アルバム『Classic Brown Sounds 2』をドロップ。 2023年現在、結成当初からの自主独立の精神を忘れず、CBS×Chicken Is Niceの8人編成のライヴをこなしながら次作のための楽曲を着々と制作中。
横浜を拠点に東京都内、神奈川で活動するビートメイカー。 LAやヨーロッパのビートミュージックに影響を受け、2011年よりInstrumentalに重きを置いた楽曲制作を始める。 2017年には初のヨーロッパツアーを行い、2019年には二度目のヨーロッパツアーで10都市を回った。同年Fuzzo ScopeによるΔKTRのリリースツアー in Californiaに参加。老舗レコードストアFatbeatsでのインストアイベントやKPFK Radio stationでライブパフォーマンスを行なった。 ビートミュージックに焦点を当てたレーベルHermit City Recordingsを主宰し、国内ビートメイカー総勢18名によるコンピレーション「Beats In Cycle」をリリース。 ワールドワイドにゆったり活動している。
Pistachio Studio