夕闇染まった見慣れた部屋の
片隅で膝を抱えて束の間夢を見てたの
消えてく灯りで世界が滲む頃に
さよならも言えなくなってそのまま星を眺めてた
探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ
懐かしい声があの子を誘う
探しに行かなきゃ
向日葵の匂いがしてきて
あの子は目を閉じる
掠れていく声も軽くなった体も
誰のものでもない私の誰のものでもない未来も
愛されたくてさ愛したくてさ
理由も何もないままでただそこにいたかったのに
探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ
憧れた日々があの子を誘う
探しに行かなきゃ
向日葵の匂いがしてきて
あの子は目を閉じる
きっといつか色褪せてしまうだろう
探してた花も枯れてしまうだろう
日々が過ぎて消えてしまうあの子のことを歌にした
何も知らない何も知らない
それでもただ歌っている
探しに行かなきゃ探しに行かなきゃ
懐かしい声があの子を誘う
探しに行かなきゃ
向日葵の匂いがしてきて
あの子は目を閉じる
- 作詞
小林唯
- 作曲
小林唯
小林唯 の“ひまわりを探しに”を
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小林唯6th e.p。
『セブンティーン』では過ぎていった17歳
『ひまわりを探しに』では2009年に起きた「西淀川区女児虐待死事件」
『ジュークボックス』ではいなくなった恋人
『アイラブユーベイビー』では自分の傍にあった音楽
『サンセット』ではその中で取り残されてしまった自分達
全ての失った季節を想う一枚。
アーティスト情報
小林唯
10代後半から作詞作曲をはじめ、20代30代前半はバンドをメインに活動する。 「The Sicks」「Two pills on the beach」「the lastwaltz」「the Syda」「エブリデーサンデーズ」などのバンドを組んでは解散、最終的に「marebito」という名前でメンバーを固定せず活動する。 2021年「yuglet waltz」という名前のバンドも結成し、様々な形で音楽活動を行う。 幼い頃に母が聞いていたフォークソング、高校の時に聞いていた日本語のパンクやギターロック、好きだった小説などの表現を吸収し、自分なりの世界を作り歌っている。情緒的なものが好きで、歌詞やメロディもだいたいそんな感じ。
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