

土を 握りて
今日も 生きる
誰の 為とも
知らぬ まま
朝の 露に
濡れた 足で
田を 踏みしめ
首を 垂れる
種を 蒔けば
実りは 来るが
それが 俺の
ものじゃ ねぇ
生きてるのか
生かされてるのか
口に 出せぬ
声が ある
土に 埋めた
本音の まま
残りは 少し
それでも 生きる
家を 守るが
俺の 務め
笑う 子供に
嘘を つく
「大丈夫だ」と
口では 言うが
腹の 中じゃ
声が 鳴る
本当は 叫びてぇ
ことも あるが
それを 言えば
全て 終わり
土に 眠る 声が ある
誰にも 響かぬ 願いが ある
取る者 ばかり 上に 残り
残るは 少し 下に 落ちる
変わる 変わると 言いながら
変わらぬ ままの この 流れ
俺は 知らぬ ふりをして
今日も 土を 握るだけ
昔 聞いた
話が ある
皆 笑って
暮らせる 国
ひもじさも
奪いも なく
土の 実りが
そのまま 飯に なる
それを 人は
イーハトーブと 呼んだ
この 土で 生きる 誰かも
同じ ように 救われるなら
生きてるのか
生かされてるのか
口に 出せぬ
声が ある
土に 埋めた
本音の まま
残りは 少し
それでも 生きる
願いは ひとつ
多くは 要らぬ
この 世の 形が
少し でも
変わる 日が
来れば いい
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“生かされてる”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
生かされてる
Liminal Reverie
江戸の田で生きる、名もなき百姓のうた。
作っても、すべてが自分のものになるわけじゃない。
守るべき家族がいるから、声を上げることもできない。
それでも今日も土に触れ、明日へとつなぐ。
「生きているのか、それとも生かされているのか」
そんな問いを胸に抱えながら、
ただ静かに働き続ける日々。
どこかで語られる理想郷「イーハトーブ」。
それは逃げではなく、
この世界が少しでも変わることを願う、
小さな祈り。
江戸の話でありながら、
現代にも重なる“構造”を描いた一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
Liminal Reverieの他のリリース



