

ああ おかしなものだ
百年も生きぬ身で
永遠みたいな顔をして
約束なんか交わしてる
転んだだけで 空を恨んで
雨が降れば 誰かを想う
消える灯りを 両手で囲って
それを希望と呼んでいる
滑稽なものよ 人の灯は
影に怯えて 月に願って
失くすと知って 抱きしめる
おかしなものよ 人の灯は
すぐに壊れて すぐに光る
短い灯りを一夜ずつ
削りながらも 灯すものよ
恋と呼ぶには あまりに脆く
呪いと呼ぶには あまりに甘い
名を呼ばれて 振り向くだけで
魂ごと揺れている
ああ 不思議だねぇ
手のひらほどの幸せを
一滴もこぼれ落ちないように
大事そうに抱えるの
それでもそばに寄り添うのかい
弱さを隠す その仕草さえ
人の灯は短すぎて
見ているこちらが焦がされる
おかしなものよ 人の灯は
影に怯えて 月に願って
失くすと知って 抱きしめる
なんて愚かで 愛しきものよ
ああ 愛おしや
すぐに壊れる こんなに脆い
短い灯りを燃やしながら
夜より眩しく光っている
だから今宵も あやかしは笑う
袖で隠して涙を拭い
消える灯りを見送りながら
夜の向こうで また笑う
- 作詞者
TAKU_
- 作曲者
TAKU_
- プロデューサー
TAKU_
- ボーカル
TAKU_

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人の灯
TAKU_
「人の灯」は、人ならざる“あやかし”の視点から、短い命を生きる人間の滑稽さと愛おしさを描いた日本語ネオソウル/J-Popバラードです。
永遠を信じるように約束を交わし、失うと知りながら誰かを抱きしめ、壊れそうな小さな幸せを守ろうとする人間たち。その姿を、あやかしは呆れたように笑いながら、誰よりも優しく見つめています。
息の近い男性ボーカル、温かなジャジーピアノ、深く揺れるベースを中心に、静かな夜の空気と、消えそうで消えない人の光を表現した一曲です。
アーティスト情報
TAKU_
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