歌詞

あなたの想いだけが

その水面に溢れてた

振り返る暇もないけど

心はもう引っ張られていたんだね

入室したあなたの顔

ますます遠く曖昧に

刺繍された言葉が今

世界を包む雲になってしまった

悲しみの雨が降る

磯もとどろに寄する波

感情が今では砕けて散ってしまった

はりついた不安ばかりが

こんなにも痛い　見つめている雨霰

「離れないで」

止まない雨で動けない

暗い暗い部屋の隅

ひしゃげた車を停めて

心をknock！紅茶でも飲みませんか？

わたしには分かるから

電離層を突き抜けてゆく

感情が確かに輝いていること

少しずつほどいていこう

あなたを想っているよ

濡れた肌に弾けたその笑顔が

夜が明ける前だって眩しいくらいに