押入れの僕も酔いしれる夜を
ブブカより擦る文字列の読書
小節に情熱を添えるコンコルド
少年に強烈に残る音楽を
どの口が言うか?殺す気でぶっ刺す
じゃなきゃそこで黙っとけみたいな
むしろ持たざる者こそ言葉の歩みは止めんなよ
エントリーシート まるめて吸った
マイクに半生を全部言い切ると
リクナビ届いたお祈りメール
悲しくないラブシック恋をしてる
12時間労働
電源つけて寝たMPC
数ミリ歩こうと
ららぽーと義理を偽ったアルフォート
放課後本命歩く音
人生なんてLow highあるだろ?
七転んでももっかい立つだろ
ウーハイ飲んで消えない悩み
パピコみたくちょうだいあるだろ
あおいみたいに隣に座って黙って話そうもう大丈夫だよ
代返したくなる青空 言葉で代弁したくなるだろ?
ラップセンテンス 震える手で書くメッセージ
気づけば夕まずめで
冬は過ぎて夏めいて
広がる言葉を集めて
好き勝手に生きて今さらこれしかないわけとか無いが
市川橋日暮れまたぐときそばに居て欲しい思うのが愛だ
確かな表題 詩のscientist
今年こそいける!ってこれで何年目?
余裕だぜ 突きつけられた刃物
カタコトなartにも含ませる感情
第一大事な物はHeart
毎日毎日思う今日で最後
重くなる瞼 太陽が眩しい
一頻り描いたら進むlifeline
Loveにdrugがシーンじゃトレンド?
続く道なり チャージする燃料
メッセージ性無しが正解の世界でも
盛大に描きたい成功の展開
天と地ほど離れた夢と現実
繋がる順番 辿る蜘蛛の糸
黎明(れいめい)の空に重ねてる経験
空と海と大地 繋ぐsentence
嘘めいてる 畑耕し蒔いた種
何も咲かねぇ 理由は悩みや枷
不可思議な話 オフロード
気づいた時には邪道から王道
2019が1つの分岐点
遥か過去平成 記憶だけ鮮明
肯定否定が織りなす時代背景
ポエトリーリーディングが鳴り止まねぇ
あるべき姿隠し暗闇で作詞
マークシートじゃ測れないぞJustice
逆に等身大focusを外し
作品に打ち込む 唯一の確信
ありふれたストーリーに自信をなくし
つま先の石ころで思いを運んだ
下ばっか向いててもしゃあねぇいこうか
Everything's gonna be all right.yeah
なあ だーひー あの日 お前が テレビの中
言った言葉 連ねた名前が 今
この曲に成ったんだ ありがとうな
ラップは 誰かを傷つけるための武器じゃない 殴り合うだけが闘いじゃない 愛故の暴言なんて信じられる訳がない 暴力では体裁しか変えられない コーネリアスが初めてボクシングを見た時と同じ様に 野蛮だ そう呟いたんだ俺は しかしまた歓声に掻き消される本音 賛成の声に弱い俺もまた人間で
誰かが喜ぶならいいかと 自らを火へと投げ入れるマゾヒスト 灼熱の業火は人々を熱狂の渦に だが灰になった言葉は空気と混ざり 消滅 命によく似ているな GOMESS 愛とか心 この世の何もかもがそう 実体を持たないから 見過ごされてしまうなら さようなら どうかそのまま
いつかの夜に聞こえた くぐもった悲鳴が
脳に焼き付いて離れないんだ 未だ
しかし何ができるって言うんだよ 多様化した世界は
眩しく醜い 例え目を閉じてもだ
迷路に嵌って抜けられなくなった時は
歩いてきた道じゃない 更にその先を見るんだ
傷が癒えていく時のむず痒さに俺は気つかず
また飽きずに絶えず声を絞り叫ぶ ラップは
誰かを傷つけるための武器じゃない 殴り合うだけが闘いじゃない 愛故の暴言なんて信じられる訳がない 暴力では体裁しか変えられない ゴメスが初めてヒップホップを聴いた時と同じ様に 生きる そう言わせたいんだ俺は 血も何も繋がっていない 人かどうかも解らない 俺がお前に感じている感情 それだけが 俺が今歌う衝動 それだけが
それだけが
- 作詞
SHU-THE, 日高大地, GOMESS
- 作曲
WAZGOGG
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- ⚫︎
Sentence (feat. SHU-THE, 日高大地 & GOMESS)
WAZGOGG
- 2
Don't Green (feat. 狐火)
WAZGOGG
- 3
今だけは (feat. 日高大地)
WAZGOGG
- 4
奥羽本線 (feat. SHU-THE)
WAZGOGG
- 5
ネモフィラ (feat. GOMESS)
WAZGOGG
多くのアーティストへのトラック提供、プロデュースを行っているWAZGOGGによる新作EP。
これまで発表してきたトラップスタイルの作風から一線を引いた全く新しい今作。
詩の内容に重きを置き、またアーティストとしての苦悩や内面を映し出す一本の映画のようなEPとなっている。
客演には情景描写を得意とする日本屈指のリリススト4名が参加。
表題曲「Sentence」にはSHU-THE,日高大地,GOMESSが参加し、多くのリスナーが待ち望んだ特別なコラボ楽曲となっている。
それぞれのソロ楽曲に加え、長期キャリアを持つポエトリーラッパーの狐火が一曲参加。
決してネガティブで終わらず一筋の希望を与えてくれるようなリリックと肉声が詰まった5曲はこの混沌とした時代を生きるための糧になるだろう。