散らかった部屋に似合わないネモフィラの花一輪と
いつかの朝に残された手紙を小さな箱に詰めて
もうここには帰ってこないと誓う
じゃあどうしてと訊かないでくれる君にだけは感謝を伝 えたい
君っていうのはそう 君のことだから
勘違いはしないでほしい もし僕がこれから
何をしたとしても 驚かないでほしい
例えば命を失っても 諦めないでほしい
大袈裟な事を言ったけど 現実はもっと酷いよ
INUやアナーキーが現世にも居てくれたらと思うけど
「僕がなれば良いのか なれるかな」
無理って今日も思ってる「本当?」
明日やろうは馬鹿野郎だっておっさんがよく言うから
そんな風に老けたくないって思って今に拘って即興
「今日はさ今日しかないんだよ」
そんな風に生きてたから 昨日 君は居なくなったの?
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
欲しかったのは光よりも暗闇
絶望すらも見えなくなるくらいに
赤も 黒も 青も消せるくらいの思いも
時も 君も 忘れていいの?
砕けたガラスは 本物を守るためのレプリカ
を守るためのプロテクタ
を守るための虚像
全部がそう見える 夜は部屋の明かりを消して
誰もいないと見せかけた暗闇に住んでいる
子供の頃からの夢は幸せになること
大人になってからの夢は不幸にならないこと
よくある話 よくある話 絵に描いたような青写真
だったら絵で描けばいいのに 歪んだ写実
これってもう何度目?って聞きたいけど宛名は不明
どうしてうまくいかない 鏡の前で愛想笑い
時代外れのラジカセはノイズだけを拾っている
そろそろかなと思って扉を開いても空の郵便受け
冗長的な台詞を口ずさみたくもなるよな
愛してるの練習でもするか それかガッツポーズとか
本当に優しい人ってどんな顔をするんだろうな
僕は 何が嬉しくて こんなに
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
欲しかったのは光よりも暗闇
絶望すらも見えなくなるくらいに
赤も 黒も 青も 消せるくらいの 思いも
時も 君も 忘れていいの?
まるで地獄にいるかのような思いを持って
毎日を生きている それでも希望はあるらしい
この世界には 間違ったことがたくさんあって
狂えば狂うほど普遍化していくみたいだけど
明確なのは ちゃんと 時は進んでいて
人や 景色や 記憶さえ 変化していくこと
花々は枯れ ビルは崩れ 命はやがて燃え尽きる
それだけが真実
僕はずっと信じていたことがあって
それは いつか零した涙が空に昇って
皆を癒す雨に変わって 無駄じゃなかったんだって
自分勝手に思い上がって ちゃんと笑ってみたい
僕は今日 大切なものを捨ててしまうけれど
諦めるわけじゃないから
引き止めないでくれてありがとう
あの歩みの先で 花束にして返すよ
ネモフィラ
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
Escape From Alone, Alone
欲しかったのは光よりも暗闇
絶望すらも見えなくなるくらいに
赤も 黒も 青も 消せるくらいの 思いも
時も 君も 忘れていいの?
- 作詞
GOMESS
- 作曲
WAZGOGG
WAZGOGG の“ネモフィラ (feat. GOMESS)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
Sentence (feat. SHU-THE, 日高大地 & GOMESS)
WAZGOGG
- 2
Don't Green (feat. 狐火)
WAZGOGG
- 3
今だけは (feat. 日高大地)
WAZGOGG
- 4
奥羽本線 (feat. SHU-THE)
WAZGOGG
- ⚫︎
ネモフィラ (feat. GOMESS)
WAZGOGG
多くのアーティストへのトラック提供、プロデュースを行っているWAZGOGGによる新作EP。
これまで発表してきたトラップスタイルの作風から一線を引いた全く新しい今作。
詩の内容に重きを置き、またアーティストとしての苦悩や内面を映し出す一本の映画のようなEPとなっている。
客演には情景描写を得意とする日本屈指のリリススト4名が参加。
表題曲「Sentence」にはSHU-THE,日高大地,GOMESSが参加し、多くのリスナーが待ち望んだ特別なコラボ楽曲となっている。
それぞれのソロ楽曲に加え、長期キャリアを持つポエトリーラッパーの狐火が一曲参加。
決してネガティブで終わらず一筋の希望を与えてくれるようなリリックと肉声が詰まった5曲はこの混沌とした時代を生きるための糧になるだろう。