

吉野の清流(ながれ)に
誓った誓約(うけい)
覇道の影で寄り添いし
我が愛しき大海女(おおあま)よ
あなたが遺した大望を
この両腕で手繰り寄せ
紅き命を燃やすなり
弱気な心は 吉野の山に
慈悲だけでは国 治まらぬ
血煙あがる乱を抜け
鉄の意志を今 掲げよ
我は 新たに都を拓く
藤原の地に 永遠(とは)の礎
涙押し殺し 冷徹に
天の秤を握りしめ
飛鳥の風を従えて
我が道を拓き 刻みゆく!
草壁の夢 散り行くとも
立ち止まる暇(いとま)など 無い
我が血を引く幼き 文武(孫)へ
泰平の世を継がすため
日本書紀の厚き白紙に
律令の文字を刻み込む
誰も見たことない国 造る
時に鬼と 成ろうとも
仇となす芽は 摘み取ろう
未来を拓く為ならば
どんな悪名も恐れない
我は 天照す高天原(たかまがはら)
白妙(しろたえ)の衣 香具山に
万葉の歌に込めたるは
揺るぎなき治世の誓い
歴史の波を飲み込んで
威厳に満ちて いざ輝け!
「春過ぎて 夏来にけらし」と
穏やかな光り この胸に
茨の道を駆け抜けた
女帝(おんな)の生き様
後世(のち)まで 照らせ
我は 時代を創りし女王
幾千の困難(なみだ)乗り越えて
大和の国を解き放つ
役割を果たし 次の世へ
光り輝く京(みやこ)託す
我が魂よ舞い上がれ!
我が魂よ舞い上がれ!
- 作詞者
Ryoji Motoishi
- 作曲者
Ryoji Motoishi
- プロデューサー
Ryoji Motoishi
- ボーカル
Ryoji Motoishi

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豪腕賢女ー持統天皇ー
Ryoji Motoishi
「豪腕賢女ー持統天皇ー」は、夫・大海人皇子(天武天皇)の遺志を継ぎ、涙を押し殺して国を治めた女帝・持統天皇を描いた一曲です。息子・草壁皇子を若くして失う悲劇を乗り越え、鉄の意志で藤原京を築き、律令の文字を歴史に刻み込んでいきます。時に鬼と呼ばれることも恐れず、幼い孫・文武へ泰平の世を継がせるため、ただひたむきに道を切り拓く姿が力強く歌われます。サビでは、彼女自身が詠んだ万葉集の名歌「春過ぎて夏来にけらし」も引用され、威厳と切なさが交錯します。歴史のスケールを感じさせる、壮大で凛としたバラードです。



